平成18年4月、名古屋駅前に開設した介護付有料老人ホーム「グラード名古屋駅前」の施設長が日々の出来事をつづります。


by grado_nagoya
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3月2日 「石飛先生講演」

春めいた日曜日・・・、出勤しています。

昨日NPO法人「あいち福祉オンブズマン」主催セミナーに参加しました。
以前から一度お話をお聴きしたいと思っていた、
「平穏死のすすめ」を書かれた
石飛幸三先生(特養ホーム芦花ホームの施設長・医師)の講演。

良かったですね。御歳、80前とは思えないお元気さでお話されました。

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特に印象に残ったのは「三宅島のケース」
胃婁は拒否され水だけ飲んで一か月過ごされた方。
息子さんの「三宅島では胃婁を作る人などいない。
お口から食べられなくなったら枕元に水差しだけ置いておく。
ずっとそうやってきた。東京に避難してきても同じように送りたい。」
というビデオの発言が強く心に残りました。

「最期の代謝」というキーワードも印象深かったです。

終末期胃婁から栄養を無理に送り込むのではなく、
身体の中を整理し、余計なものを捨てて、身を軽くして天に昇る・・・。
食事介助の600キロカロリーだけで1年半生きられた方がいた。

それでよいのではないかというお話でした。

「死ぬのだから食べないので、食べさせないから死ぬのではない」

この発想が大事なのでしょうね。本当に勉強になりました。

最後の「てんとう虫のサンバ」のビデオは不覚にも泣いてしまいました。


話は変わって読書ネタ。

宮部みゆき氏の「誰か」「名もなき毒」を読んで、
ようやく新作「ペテロの葬列」を読み始めました。
この本を読みたいがために
「杉村三郎シリーズ」を2作読んできました。楽しみです。

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吉村仁志
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by grado_nagoya | 2014-03-02 11:14