平成18年4月、名古屋駅前に開設した介護付有料老人ホーム「グラード名古屋駅前」の施設長が日々の出来事をつづります。


by grado_nagoya
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去る4月20日日曜日グラード3施設の
「運営懇談会」が開催されました。

午前中、「栄東」午後から「名古屋駅前」「浄心」と
毎年、運営会社役員トップと私とが会場を渡り歩きます。

早いもので「名古屋駅前」8回目、
「浄心」が6回目、「栄東」が3回目になります。

一年に一回、ご利用者様、ご家族様から
まとまって、ご意見を頂戴する機会。
正直、毎年開会するまでドキドキします。

おかげさまで今年も3施設、平穏に終了させていただきました。
もちろん、まだまだ施設として出来ていないことも多く、
すべてのご利用者から100%満足いただいているとはまったく思っていません。
お年寄りの「生活の質」の維持・向上はそんな簡単なものでもないことも自覚しています。
「声なき声」にもしっかり耳を傾け、より良いケアサービスを提供していきたい。
すべての会議終了後、改めて胸に刻みました。

吉村仁志
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# by grado_nagoya | 2014-04-25 10:56
M様がお亡くなりになりました。
開設以来丸8年グラード名古屋駅前で生活していただき、
ALS(筋委縮性側策硬化症)という難病と闘いつつ、
62年の生涯を閉じられました。

首から下が動かず、
会話はアクリル透明文字盤で「瞬き」で「会話」。

お身体の位置はまさに数センチの微妙さでしたし、
痰の絡み具合も吸引、タッピングでもなかなか解消できず・・・、

まさにALSの「神経敏感性」をスタッフ達は
しっかり学ばせていただきました。

残存能力の「記憶力」は抜群でトランプゲームの
「神経衰弱」の強さと言ったら圧倒的でした。

私がM様から特に学んだのは、
「どんなに障害があっても『したい』を実現する!」
ということです。

M様との「思い出」はたくさんあります。

小栗旬の大ファンだったため、「生小栗旬」と会いに
ミッドランドスクエアシネマでの「舞台挨拶」に出かけ、

ご友人の援助をいただき「イケメン落語家」をお呼びしたり

話題の映画も映画館へ
ご家族と一緒にハイエースでお送りしました。

産業技術記念館であった
「クラシックライブ」も何回もお連れしました。

「ああ、楽しかった!」「ああ、良かった!」と
ニコニコされることがその方のQOLを
向上させることなのだと具体的に体験的に
学ばせていただきました。

もうひとつ学ばせていただいたのは、
「自分らしく生きることは、自分らしく最期を迎える」
ということなのだということです。

M様は終末期、呼吸器系が衰えても「気管切開」や
「人工呼吸器の装着」を希望されませんでした。

ご家族様は装着を希望しておられましたが、
最終的にはご本人の意思を尊重されました。

旅立たれるとき、下顎呼吸で苦しそうではありましたが、
最期までご自分の意思を通されたのは本当に見事な最期でした。

告別式の喪主の挨拶でご主人様が
「グラードのスタッフには8年間生活を
支えてくれて本当に感謝している。
スタッフの皆さんにお礼を言うと異口同音に
こちらこそ『学ばせてもらいました』
『勉強させてもらいました』と言ってくれた。
妻も役に立てたのだと思う」とおっしゃって
いただいたことがありがたかったです。

M様、本当にお疲れさまでした。
そしてありがとうございました。

安らかにお眠りください。

胃婁から注入中のありし日のM様

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吉村仁志
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# by grado_nagoya | 2014-04-07 14:17
先週木曜日、東京都港区虎ノ門の
日本消防会館(ニッショーホール)にて
全国特定施設事業者協議会主催の
第二回特定施設事例研究発表全国大会が開催され、
運営スタッフとして参加させていただきました。

第一回は弊社役員会と重なって参加できませんでしたが、
今年度は役員会の日程を調整していただき出席しました。

厚生労働省の原老健局長の来賓ご挨拶の後、
どの特定施設も課題として認識していて、
特定協としてもケアマネジメント研修会や
全国10か所で開催した専門研修のテーマでもある
「ケアマネジメント」「認知症ケア」「看取り介護」の3つの分野について
事前審査を通過した17施設の皆さんが発表してくださいました。

昨年度のことはわかりませんが、正直、
今回の皆さんの発表のレベルの高さに驚きました。

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グラードは明日で9年目を迎えます。
僭越ながらそれなりのサービスを
提供してきたという自負がありましたが、
今回の先進的な取り組みをお聞きして、
まだまだできていないことを思い知らされました。
ガツンとやられました。

もう一度初心に戻って、スタッフと一緒に
「ご入居者様の『あるべき人生』を常に想う」という
施設運営理念を体現していかなくてはと強く思いました。

そのような機会を与えてもらい感謝の気持ちで一杯です。

初心に戻った高い質のケアサービスを構築し、
その実践を来年度の「全国大会」で発表できたらと思いました。

スタッフの皆さん、大会エントリー目指して
日々のケアサービス実践をよりよいものにしていきましょう。

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吉村仁志
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# by grado_nagoya | 2014-03-31 18:46
先日、月に何回あるかという、
平日に何も無いお休みをいただくことができました。

普段は講師のお仕事などでつぶれてしまうことが多いオフ。

久しぶりにゆっくりできました。

午前中は、洗濯など家事を頑張り、
午後から梅の写真を撮りに知多市の佐布里池へ。

梅は終わりがけでした。

でも、キレイでしたね。

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そして帰ってきてからゆっくり読書。

「利休にたずねよ」山本兼一著(PHP文芸文庫)を読了しました。

面白かったです。
切腹により人生を終わる時からスタートし、
若い時分にさかのぼっていく手法が斬新でしたね。

最近著者がお亡くなりになった記事を見ましたが残念です。

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吉村仁志
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# by grado_nagoya | 2014-03-18 10:18
昨日は午後4時からグラード名古屋駅前にて定例研修会が開催されました。
研修委員会の企画で毎月定期的に実施しているもの。
今回は私にオファーがあって
「職業倫理と接遇」について話して欲しいとのこと。
「接遇」と言っても「お辞儀の角度は何度?」とか
全く触れないけど良いか?と確認の上、行いました(笑)。

おもに伝えたかったことは「考え方」です。

「名古屋駅前」は開設してこの4月で9年目を迎えます。
やはり時の経過とともに「立ち上げ時の想い」が薄れてきたような気がしていました。
スタッフもずいぶん変わりました・・・。

ここでもう一度語ることは大事なことだと感じました。

テーマは「介護・看護職員等の倫理と職務」にして
ご入居者の尊厳とは?
それを理解した上での言葉づかいはどのようなものか?
スタッフ同士で「お薬のませた?」「着換えさせた?」「〇〇さん、連れてきて!」
といった言葉づかいをしていないか?

数ある有料老人ホームの中から私たち「グラード」を
選んでいただいたということはどういうことか?

そのご入居者にどのような態度で接することが望ましいのか?

「顧客満足」とはどういうことか?

私たちの「働き甲斐」とは何か?など

ドラッカーの「レンガ積み」の事例を紹介しながら
「職務価値」「対人価値」といったお話をさせていただきました。

最後は柏木哲夫先生の「家族の実力」から
「窓際の方にジュースを・・・」
「グラスを二つ・・・」と二つのエピソードを引用させていただき
「感性」の必要性について考えてもらいました。

私の話は「採用時研修」以来というスタッフも多く反省しました。

私は「理念型マネジメント」特に「暗黙知」を
意識したマネジメントをしてきたつもりでしたが・・・。

もっともっと「発信」しなくてはいけませんね。

副施設長と相談して、これから毎月定期的にリーダークラスへの
「施設長研修」を開催し発信することにしました。

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吉村仁志


追伸

今日は3・11 あの日から早くも3年・・・。
昨日から特集番組を見ては大泣きしています。
改めて「生かされている」ことを
意識して生きなければと思いました。

合掌
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# by grado_nagoya | 2014-03-11 13:01
昨日日曜日は終日オフ。

午後から家内の「小規模多機能ホーム」の「外出アクティビティ」にボランティア参加。

お年寄りの車いすを押させていただきながら一緒に見学しました。

阿久比町社協とNPO法人の共催?よくわかりませんがとても立派でした。

阿久比町はそれこそ「歴史のある街」?なので、

古いお宅には昔のお雛様があるのでしょうね。

それをずらっと並べて壮観でした。

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特に印象深かったのが屋根付き?のお雛様。

立派なお屋敷の中にいらっしゃいました。

このお屋敷を組み立てるのも大変だろうと感心していたら、
なんと家内の実家のお雛様も同様だったことにびっくり!

飾るスペースがあるのが凄いですね。

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話は変わって読書ネタ。

宮部みゆきの「ペテロの葬列」面白かったです。
今年に入っての現時点でのミステリーベスト1かな。

「誰か」「名もなき毒」というシリーズ2作を読んでからだったので、
主人公杉村三郎の環境が良く理解できて良かったです。

ネタばれになるので書けませんが、
その後の杉村三郎の活躍を是非読みたいです。

シリーズ4作目に今から期待です!!!

その後、金城一紀氏の「GO」を一気読み。

以前、直木賞受賞後に読んだはずでしたが、
次男がDVDを借りてきて「めっちゃ面白かった!」というので

再度、原作を読み直しました。良かったです。

久しぶりに笑って、泣かせてもらえる青春恋愛小説でした。

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今はちょっと中断していた「利休にたずねよ」を再開しています。

作者の山本兼一氏が最近亡くなられましたね。

追悼の意味でも読みます。


最後にお正月飾りに頑張った「寄せ植え」。
今年は元気に根付いてくれた様子。

アネモネ?に再度お花が付きました。ささやかな喜びです(笑)。

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吉村仁志
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# by grado_nagoya | 2014-03-10 13:19
春めいた日曜日・・・、出勤しています。

昨日NPO法人「あいち福祉オンブズマン」主催セミナーに参加しました。
以前から一度お話をお聴きしたいと思っていた、
「平穏死のすすめ」を書かれた
石飛幸三先生(特養ホーム芦花ホームの施設長・医師)の講演。

良かったですね。御歳、80前とは思えないお元気さでお話されました。

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特に印象に残ったのは「三宅島のケース」
胃婁は拒否され水だけ飲んで一か月過ごされた方。
息子さんの「三宅島では胃婁を作る人などいない。
お口から食べられなくなったら枕元に水差しだけ置いておく。
ずっとそうやってきた。東京に避難してきても同じように送りたい。」
というビデオの発言が強く心に残りました。

「最期の代謝」というキーワードも印象深かったです。

終末期胃婁から栄養を無理に送り込むのではなく、
身体の中を整理し、余計なものを捨てて、身を軽くして天に昇る・・・。
食事介助の600キロカロリーだけで1年半生きられた方がいた。

それでよいのではないかというお話でした。

「死ぬのだから食べないので、食べさせないから死ぬのではない」

この発想が大事なのでしょうね。本当に勉強になりました。

最後の「てんとう虫のサンバ」のビデオは不覚にも泣いてしまいました。


話は変わって読書ネタ。

宮部みゆき氏の「誰か」「名もなき毒」を読んで、
ようやく新作「ペテロの葬列」を読み始めました。
この本を読みたいがために
「杉村三郎シリーズ」を2作読んできました。楽しみです。

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吉村仁志
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# by grado_nagoya | 2014-03-02 11:14
先週19日、全国特定施設事業者協議会主催の
「平成25年度第二回定例研究会」が
大阪梅田阪急グランドビル26階会議室にて開催されました。

前半は基調講演として「介護人材確保の秘訣
ーみんなで取り組むこと、各々取り組むことー」というテーマで
株式会社リクルートキャリア HELPMAN! JAPANグループの
門野友彦氏に御話いただきました。

まさに目からうろこというか、
私たちの業界の魅力を再確認する良い機会となりました。

どこかで介護サービスの仕事は
「やってみなくてはわからない」
という思い込みがあったように思います。

業界全体として明るく「魅力」をドンドン伝えていかないといけませんね。

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後半は「わが社の人材戦略を語る」というパネルディスカッション。
コーディネイターに門野氏、パネリストとして
㈱ベネッセスタイルケアの国政副社長(特定協代表理事)
神鋼ケアライフ㈱ドマーニ神戸の江上館長(特定協理事)
㈱ラ・プラスの葛西代表取締役(特定協理事)
のお三方に登壇いただきました。

皆さん、かなり本音でお話いただき、興味深いものでしたので、
フロア参加者の皆さんからの質問、発言も活発に出されました。

終了後の懇親会も盛り上がりました。

(写真を撮り忘れるほど・・・)


前日の松山出張に続きドタバタしましたが、楽しい時間でした。
皆さまに感謝です。


吉村仁志
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# by grado_nagoya | 2014-02-24 13:08
昨日は愛媛県松山市へ出張でした。
全国特定施設事業者協議会主催の「特定施設専門研修会」
今年度全国10か所で開催。
その5か所を担当させていただきました。
札幌、新潟、東京、広島と担当して昨日の愛媛が「全国ツアー」最終日(笑)

午前中が私が担当する「特定施設における看取りケア」
午後から沖田先生による「認知症研修」でした。

当日は雪が予測されたため、急きょ前泊。
午後からは飛行機まで時間があったので「道後温泉」へ。

松山駅は可愛かったし、「坊ちゃん列車」にも乗れたし、
思わぬリラックスタイムになりました(笑)。

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研修の様子は画像がありません。

遊びに行ったわけではありませんので念のため・・・。(笑)


今日はこれから大阪出張。
特定協の第二回定例研究会
「介護人材戦略」をテーマに
リクルートキャリアの門野友彦先生に来ていただいての基調講演。

ベネッセスタイルケアの国政副社長、
神鋼ケアライフの江上社長、
ラ・プラスの葛西社長とのパネルディスカッションが予定されています。

運営の担当なのでスムースにいくように頑張ります。


吉村仁志
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# by grado_nagoya | 2014-02-19 10:33
先週の土曜日、母校である日本福祉大学の経済学部同窓会から
オファーをいただき「有料老人ホームの経営について」という
テーマで講演をさせていただきました。

非常に大きなテーマでしたが、「有料老人ホーム」の特色などを
「サービス付き高齢者向け住宅」と比較しながら御話させていただきました。

また、施設長として苦労している人材確保・育成や営業など
介護ビジネス経営についても触れさせていただきました。

皆さん、眠い時間だったのにもかかわらず、熱心に聴いてくださいました。
ありがとうございました。

また、終了後の名刺交換会、懇親会では福祉大の就職課職員時代に
かかわった「学生さん」も集まってくださり昔話に盛り上がりました。

皆さん、立派になって嬉しかったです。

30年前のノスタルジーに浸れた素敵なひと時でした。

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吉村仁志
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# by grado_nagoya | 2014-02-17 14:52